2011-01-01から1年間の記事一覧

医療保険に入ろうと思って、知り合いのかたの会社で見積りをもらったときに聞いたお話。死亡保障の意味。単純にお葬式代や、あとに残される妻や子供の生活費のために、という考え方だけではないのらしい。 「世帯主という訳ではないから、無くて良いです」と…

実家です。久しぶりに帰って、自分のと間違えてお兄ちゃんの歯ブラシで歯磨きしてしまったりした。お兄ちゃんもなかなか帰って来ないこのおうちは、子供の居ないおうちで、親はかわいそうだなと変な気の回ることがあります。今日は給料日で、お父さんお母さ…

ふたり暮らしをはじめて三ヶ月が経ちました。ふたりで選んで決めたのは実家に程近いマンションで、最寄り駅も、ごはんを買うスーパーも、私はこれまでと変わらない。けどこれまでとはまるで違う、あたらしい世界を見ている気がする。 【 朝。食パンをたべな…

同期がひとり会社を辞めました。 就職してから今までずっと、自分の世間知らずと未熟さを痛感する日々です。 くだらないことを考える暇が減って、頭がシンプルになってゆく。何とも言いようがない。厳しい。 いいか、空の戦場は地面の上とはまったく違う。 …

太宰のお墓参りをした。命日であった。 墓石に刻まれた【太宰治】のくぼみに、さくらんぼがぎゅうぎゅうに押し込められていて、お酒や煙草も供えてあって粋な雰囲気がした。 連れは、「ここに眠っていると思うとぐっと来る」と言った。自分の好きな小説家が…

ゆうべ乗ったタクシーの運転手が、私と同じくらいの年齢でありました。 「ほら」振り返る老女の向こう側に、私が見たことのない晴天が広がっている。 — via「死神の精度」伊坂幸太郎

一句

昼過ぎの 電車に座って 太陽が 背中に当たる 君思い出す

ノーフューチャーフォーユー

久々休日。BSで【君たちに明日はない】を観ながら朝ごはん。お兄ちゃんがくれて、原作の文庫を持っている。リストラ請負会社で働くサラリーマン小説だが、内容は面白い。働いてるひとには、グッと来る場面もあると思う。垣根涼介は言い回しを変えて何度も同…

「来るとき雨降ってた?」って聞かれるの なんか好きだなあと思った。

君を記念にする

かいもの。タカミに頼りっぱなしで吉祥寺。おもしろい店員さんに出逢う。水色の鞄を「空みたい」と言って話したら、「じゃあこれは海です」と言って青い鞄を持ってきた。すてき。 夕方、塾長から着信。吉報。私が小論を見ていた子が武蔵美の映像に合格した。…

「人」に「夢」と書いて「儚い」

[,h190] [,h190] D&DEPARTMENT アゲイン。お昼ちょっと行って家具を拝見。カリモクのテーブル。やっぱりすてき。服も見て、ベルトひとつ購入。 午後から予備校。そろそろ辞める。辞め日を交渉。だいたい目処ついて、私だけしか見てない生徒の課題を微調整。…

祐真朋樹

伊賀大介がアシスタントを募集している。条件は二つ。都内在住、普通免許。KiKiのサイトで一ヶ月も前から掲載してるのにまだ募集中。 アシスタントで思い出すこと。以前、祐真朋樹がアシスタントを募集した際、祐真本人が一対一で面接したらしいが、特に条件…

佐々木中

初見。神保町の三省堂で安藤礼二とトークセッション。結論から言うと、あまり好きな感じではなかった。残念。安藤礼二はもともと苦手。佐々木中の話に期待して行ったのだけど、難解でほとんど付いて行けず、そこが残念。佐々木中は作家であって思想家でもあ…

「卒業」+「おめでとう」の訳

予備校のバイト。受験生に入試の手応えを聞く。どっちに転ぶ可能性もあるとのこと。ビビっているようす。まだ口に出して言わないけど別に浪人したって良いじゃんと思う。一度道を外れる経験は貴重。思い切りの良いクセが付く。 そんなことより代ゼミの話にな…

辞令

晴れ。起きたら本格的な風邪だった。風邪ひいたことがお母さんにバレて怒られる。「勘弁して私にうつさないで絶対」って三回言われる。ぜんぶ無視。というか声が出ない。 内定先から封書が届く。辞令。【都内地区 店舗勤務を命じる】【年俸 二百四十万円を支…

日曜日の朝

今でも彼女のことを思い出すと、僕はいつも日曜日の静かな朝の情景を目に思い浮かべる。 穏やかで、天気が良くて、まだ始まったばかりの日曜日。 宿題もなにもなく、ただ好きなことをすればいい日曜日。 彼女はよく、僕をそういう日曜日の朝のような気分にさ…

夜までバイト。私の役目だいたい終了。繁忙期終了。来週多摩美の入試。もう教えることがない。キットカットをひとつ購入。たまたま今日の最後まで居残ったラストサムライにあげようと思った。最後まで居たのは、いつも最初に来て最後に帰るいつもの子だった…

私の先を歩くひと

「ソーシャル・ネットワーク」を観た。主人公と自分の友達が被って、ずっと友達のこと考えながら観てた。ひとつのアイデアを形にするために生涯を賭けるというのは稀有な運命だけど、その運命に、人生のある時期の一端が触れることは誰にでも起こりうる。た…

東京の捉え方

休日。十時半起床。朝ごはんを食べながら、溜まったフィードを読んで整理整頓。来月、新書の刊行記念で佐々木中が講演をするみたい。「atode」のタグを付けていったんスルー。行きたいな。でもな。とか思いつつ。 『広告』のバックナンバー、朝井リョウのイ…

未成年

夜までバイト。デッサンの課題中に、大卒の浪人生が「帰りたいです」と言い出した。「調子でません」とのこと。体調的なことじゃなくて精神的なもの。受験生のあるある。私も上手く描けない日に予備校から逃げたことある。「君は大人だから任せる」と答えた…

食べながら泣く

夕方までバイト。お昼休憩に、菓子パン的なものを食べる高校生を見かけると、すごく変な気持ちがする。決して嫌な気持ちじゃない。なんか、変な気持ちがする。動揺してしまう。 DVDを観ようと思い立ち、まっすぐ帰宅。長嶋有の小説が映画になったやつ。長嶋…

お昼までバイト。書けない漢字が毎回一緒で、電子辞書を引くと履歴に出てくる。終業後、それぞれの生徒の記録帳に指導内容を書き込んでいると気づく分かること。私はデッサンを教えるとき、「秩序」と「抑揚」という言葉を意識的に使って説明しているらしい…

学校へ向かう道中、高校の友達に電話。誕生日だったから。プレゼントに今度のエレ片コントライブへ招待したいので予定あけておいてねと告知。ラーメンズにもエレキコミックにも反応良くてひと安心。去年超絶かなしいことあった友達を今年は全力で景気付ける。…

まなざしの多義性

今日いちばん印象に残った言葉。「自明のものをあからさまにしない、まなざしの多義性」柏木先生が講評で言った言葉。観るひとに、何が描かれているか分からせまいとする絵の話。デザインのモチーフのこと。 「これは羊かもしれないし、雲かもしれないよ」と…

決定打

テキ棟で飼っているマイケルさん(猫)が朝ごはんを食べていた。頭蓋骨をイメージしながらおでこを触ったら、キャットフードを噛み砕く顎からの振動がゴリゴリ音を立てて私の手に伝わってきた。木の幹に聴診器を当てて水を吸い上げる音を聴くような感じに似…

無印アゲイン

今日はバイトの面接で有楽町へ行った。私大の入試が終わったら、予備校のシフトが一気に減るからその布石。場所も仕事も待遇も私にとっては好条件だから採用されたらラッキー。四月から社会人になるその前に、「地下鉄のラッシュをからだに慣らす」「ちょっ…

引 禁 自 用 じ 分 せ ら の よ れ 言 て 葉 い で る 語 る こ と は で き な い — via The Whole World is peaceful.

隠喩の具体案

ラジオにふつおた投稿。ラジオというか、エレ片ポッドキャストに読みかけの雑誌を送った。ブレーンを読んでたら、C1グランプリの募集テーマが【温泉に行きたくなるコピー】だったから、温泉好きのヤツイさんが書いたら良いのではと思い立って、お知らせのつ…

パンの感覚

高校の国語の先生がブログを読んでくれている。それは前から知っていたけれど、【今も時々読んでるよ】と、年賀状に書いてあり、とても嬉しくなった。出逢って八年経つあいだのやり取りで、私の手元には、MDとか論文とか手紙や葉書がいろいろある。つまり相…

街、街、街

今日はバイトだけ。バイトだけって思っていたから、新潮社へ電話する用事を忘れていた。説明会のこと、明日は忘れないように。深い意味ないけど機会があるから行きたいと思う。ぼんやり負け惜しみ、片手間に。去年の選考は書類と作文が通って筆記で落ちた。…