ノーフューチャーフォーユー

久々休日。BSで【君たちに明日はない】を観ながら朝ごはん。お兄ちゃんがくれて、原作の文庫を持っている。リストラ請負会社で働くサラリーマン小説だが、内容は面白い。働いてるひとには、グッと来る場面もあると思う。垣根涼介は言い回しを変えて何度も同じことを書く。そこが技術の拙さを思わせながらも、ハマったときの一文は心を動かす力がある。


いっとき手つかずだった内定先の課題をちゃんとやろうと思って、急いで作ってメールしたら一時間で返事をくれた。ワードは「大変良く出来た」エクセルは「良く出来た」という評価がついて、春からの話など。なんか変な箇所あるような気がして分かってたから、反省と、とにかく消化した安心感。


今日もだけど、大学の集まりに欠席している。必至なの理解しつつ謝恩会とか、どうしていいか分からず。肝心なときに限って、どうだっていいと思う瞬間があって、こういう胸の芯に巣食う投げやりな気持ちが、いつか人生を台無しにしてしまうような気がするときもある。




さくっと辞めて今まで苦しんだ分をちゃらにするか、辞めないで苦しんだことを糧に前に進むか。
仕事をする人間として、魅力があるのはどっちだろうな。
— via「君たちに明日はない垣根涼介