ファッションに大切な要素  1.品 2.色気 3.愛嬌

内定式のあとの懇親会にて、企画のトップと話した場面で今日いちばんの感動と共感をした。「私が大切にしていることはね、服でも人でもそうだけれど、品(ひん)なの。品が大切なの。品と色気よね。それから愛嬌よ」と教えてくれたのだ。魅力の要素は品である、愛嬌であるとはよく聞くけれど、加えて【色気】と仰るところに私は大きく頷いた。「品っていうのはね、隠れた部分の完璧さ」なるほど。「愛嬌っていうのはね、遊び心」なるほど。「色気っていうのはね、色気っていうのは、教養なのよ」なるほど!「教養なの、知性なの」と聞いて、激しく同意。この服いいなとか、この人いいなと感じる五感に明快な言葉が与えられた。色気と教養を結びつけるセンスに脱帽。


懇親会は面白い大人が他にもたくさん居たし、たくさん話せた。嬉しかったのは、社長とオーガニックコットンの話をしたとき「山口ぃ〜」と笑顔でぶっ込まれたこと。おまえ分かってんじゃん的な。濃い四時間だった。同期にもひとり自分と合う子がいて、最終面接のときと同じように一緒に帰ったけれど、仲良くなれそうで嬉しい。怒濤の今日の最後にゆっくり感想を言い合って初めて消化できた諸々もあった。なんだか良い関係を築けそう。高校や予備校や大学やバイトに加えて、いよいよ会社というウエイトを手にした。