就活終了

再び、内定もらいました。通知を見たとき思わず、よっしゃオラオラみたいな言葉が出た。


ひとまずこれで就活を終わります。結果のあとの考察に、完全燃焼か不完全燃焼かみたいな反省があるけど、この期に限ってこれはあまり考えたくない。そこだけ事実と向き合えない。何が幸か不幸かをまだ判断できない。アパレルの仕事に就くのだが、書いているものが完成したらちゃんと賞に出す。そこは諦めないで続ける。


就活で得たものは何かと考えた。文学が大好きな同世代がごまんと居て、出版の選考会を通して知り合えたことは貴重な経験だったと思う。文筆家の学生に何人も出会った。私の想いが霞むほど、存在感があった。また、いちばん影響を受けたのはNumber編集者の涌井さんで、とても出来たひとだった。涌井さんは文藝春秋の新人社員だが、私にとって一生忘れられないひととなった。文学に携わる社会人に、尊敬するひとを見つけられて本当に良かった。


近くから遠くから、励まされながらいつの間に終わった、そんな気もする。あの日あの夜あの電話のあの言葉みたいなところからも、モノごとが動き出すことを知った。結局は、信念を貫くことが正解なのだな、という思いも強くなった。信じているひとや、考えが、窮地に立ったとき救ってくれた。本当にどうもありがとう。うまくまとまらないが、ひとまずこれで、就活終了。