オーキャンでした。サーフェスは、三年生と合同で公開講評会。知らないひとより三年生が見てるってことに緊張した。けど無事に終わった。三年生のことも殆ど知らなかったけど、最後のほうは、作品について談笑し合うほどに距離縮まる。名前と作風が分かって良かった。授業の時間帯こそ違えど、作業部屋をシェアしているし、みんなで仲良くやっていけたらいいな。おつかれさま感が全体を包んでた。拍手で閉幕。


オーキャンで驚いたこと。高校時代の美術の先生に遭遇したこと。美術の先生であり、写真部の顧問でもあって、大変お世話になった小野寺先生である。なんでなんでと思って声かけてすぐ思い出したけど、小野寺先生は多摩美の卒業生でもあるのだった。


先生の顔見てたら、「暗室のカギ借りまーす」って言葉の記憶があまりに鮮明に蘇って驚愕。確かに言った。美術準備室に居る先生に断って、職員室から自分で取ってくるスタイルだった気がする。当時は、明治安田生命のTVCM全盛期で、フォトコンテストのおしらせが写真部にも何度か届いた。テーマは【しあわせな瞬間】で、いつも、赤ちゃんや幼い兄弟や夫婦や家族の何気ない瞬間を写したすてきな作品が賞を受賞してた。実はこのCMが私の入部のキッカケであって、大好きであって、いつかこんな写真が撮りたいと思っていた時代だった。




自分のこと大切にして 誰かのことそっと想うみたいに
切ないときひとりでいないで 遠く遠く離れていかないで
— via「たしかなこと」小田和正